袱紗(ふくさ)をモチーフにした特徴的な形の日本ブランド『所作』。
あまり知名度が高くないので耳にする機会がない方もいらっしゃるかもしれません。ただ、その特徴的な形・色は一度見たら忘れられないほど印象的なものになっています。
一般的に財布は3年ほどで買い換えることが多いですが、この『所作』は5年以上愛用している方が多いみたいです。
『所作』にもコインケースも発売しているので紹介していきます。
SHO-COI-A
結婚式などでお祝いを包む1枚の布「袱紗(ふくさ)」がモチーフ。所作の財布・コインケースは通常のものと違い縫わずに折りたたんでいないのが特徴です。
もう一つの特徴が、カラーリング。こだわりがすごく、色味がすごくきれに仕上がってます。
日本の職人が通常の革よりも手間をかけ仕上げている、植物由来の成分で造られた革です。ダークブラウン色はビジネスにもカジュアルにもハマるスタイリング しやすいカラー。使い込むほどに深い味わいが出て、自分だけのオリジナルな色味の革になっていくので、愛着もいっそう湧いてくると思います。ダークブラウ ン色は茶色味が濃くなり、光沢が増して深みのある艶やかさを楽しめます。
サイズ:縦7cm×横11.5cm
カラーバリエーション:6種類
SHO-COI-B
上のSHO-COI-Aとの違いは素材。
こちらは「ヌバックレザー」を使用しています。少しザラザラとしたような見た目ですが、オイルを少し含んでいるので独特な質感になってます。
サイズ:縦7cm×横11.5cm
カラーバリエーション:4種類
所作について
他のブランドと少し趣が違っていて面白い『所作』。
少しだけご説明してみようと思います。こちらの画像をご覧ください
面白くないですか?
- 1枚の布から作る
- 縫わずに折るだけ
- 日本職人による艶やかな色使い
このあたりが特徴的ですね。
ちょっと気になる点
個人的に気になった点がいくつかありました。他の方も同じように思われているようで、Q&Aがありました。参考に気になった点と合わせて載せておきます。
⇨スタッフが今まで5年以上使用していても、小銭入れからコインがこぼれ落ちたことはありません。完全にないとは言いませんが、お客様からもコインがよく落ちるという声はあまり聞きません。ただフタを開けたままで財布ごと地面に落とした場合は小銭入れからコインが飛び出ることはあります。とは言えそれも年に数回あるかないかのアクシデントだと思います。ジッパーやスナップボタンが付いているサイフでも閉め忘れてコインがこぼれ落ちたことはありませんか? ”所作”でもそういうことが起きるのはレアな経験だと思います。
引用:所作 商品ページ
⇨”所作”はお祝いを包む袱紗をモチーフに創られました。結婚式場なのでお祝いを渡す時に、袱紗を開き祝儀袋を取り出す。その行為(=所作)がとても美しく見えました。そして、お祝いを丁寧に扱う、という日本人の細やかな心遣いに感心しました。布で大切なモノを包むという歴史は日本に1000年以上前からあるみたいです。その古来から続く心遣いを、より日常にも感じられたらと思い、誰にとっても大切なお金を扱うサイフに落とし込んだのが”所作”です。長いフタをクルクルっと包み込むように閉める動作。1枚の革(=1枚の布)からできている仕様。その2点を袱紗からサイフへ落とし込むことができ”所作”が生まれました。
⇨初めてのお客様からよく聞かれますが、やはり使い始めは皆さん戸惑うようです。特に小銭入れの閉め方にコツがいるみたいです(ロングウォレット/ショートウォレット2.0/ショートウォレット1.0/コイン)。革の種類によっては、使い始めが硬く、閉まりづらい場合もありますが、使い込めば小銭入れもスムーズに閉まるようになります。またフタの部分が長いので閉める一手間を気になさるお客様もおられます。ただ一度慣れてしまえば、気にならなくなりますし、その長いフタを閉める動作自体が癖になり楽しんでいる方もおられます。下記の動画で使用方法がわかりますので、参考にしてください。「”所作”に慣れると、他のサイフに戻れなくなる。」とお客様によく言われます。
引用:所作 商品ページ
彼是的まとめ
日本らしさが印象的なブランド『所作』。
お世辞にもあまり知名度の高いブランドとは言えないので、他の人とは絶対にかぶることは無さそうです。そんなブランドをお探しの方は所作の財布・コインケースなんてどうですか?
以上、『所作』の彼是(あれこれ)でした。